私のブログではドラッグストアへの転職、就職に興味がある方へ向けて、店舗で勤務している私の実体験をもとに情報を発信してきました。
判断材料になる情報は多い方が良いと私は考えていますので、働くメリットだけでなくデメリットについても触れてきました。
それらの情報を読者の皆様は自分の軸を持って複合的に判断して頂けたら嬉しいです。
じっくりと考えた結果、ドラッグストアで働いてみたいなと思ったあなたへ。
転職への気持ちが固まった方は次は行動に移る段階になります。
しかしいざ「転職をするぞ!」と意気込んだ時に直面する悩みがあります。
- まず何から始めたらいいんだろう
- 会社を調べたりする時間的余裕がないなぁ…
- 面接とか就活マナーなんてもう忘れたよ
このような悩みが必ず発生します。
無理もありません。転職って多い人でも数回しかしません。どの方も人生においてそれほど多くは経験しない事なんです。
悩みますし、やり方がわからないのが普通なんです。
せっかく決意を固めた人生に数回しかない経験。悔いのないように取り組みを充実させていきたいですよね。
やり方がわからないという理由で転職へのモチベーションが下がってしまう事は非常に勿体ないです。
今回の記事ではドラッグストアへの転職を前向きに検討し始めた方に向けての情報となります。
転職活動を始めるにあたり転職活動の流れ、最初にした方が良い事を解説します。
①転職計画を立て情報収集を行う(1ヶ月)
転職する意志が固まっている方が転職活動をスタートにするにあたり、まずは情報収集を行っていきます。
一般的に転職活動は3〜6ヶ月で終える方が多いです。
転職活動のゴールは採用をして頂いた企業に入社することです。
- 現在勤めている企業のおおよその退職日
- 現在の仕事を継続しながら転職活動は可能か
- 転職の目的の最終確認(転職する事によって何を得たいのか)
これらは転職活動を始める前に決めておきましょう。
次に行うことは企業の情報収集です。
同じ業界内の企業はどれも同じような仕事を行っているように思えます。
しかし実際はそれぞれの企業が独自の企業理念を持っていて、その理念に基づいて活動しています。
根本の信念の違いは必ずあなたの仕事内容や待遇に影響を及ぼします。
情報収集で意識する事は各企業の仕事内容、待遇を比較する事です。
- 経営理念、ビジネスモデル
- 業界内での順位
- 出店地域、全体の店舗数
- 他社とは異なる取り組み(差別化)
- 企業の弱み
化粧品の売上が高い企業と食品の売上が高い企業では、メインの客層が変わってきます。これだけで店舗の雰囲気が全然違います。
主に都心に出店している企業と郊外出店がメインの企業を比較すると、どちらに入社するかで入社後に働く生活環境が大きく変わってくる事がわかります。
出店地域が全国に及ぶ企業に入社すれば全国的転勤の可能性も高くなります。家庭の事情でどうしても今の住まいを離れる事ができない方にとっては難しい条件かもしれません。
企業情報を比較、深掘りすると各企業の違いが見えてきます。そしてより自分の価値観に合った企業を発見できます。
②必要書類作成・応募(2週間前後)
転職活動に必要な書類は主に2種類存在します。
- 履歴書
- 職務経歴書
応募先の企業によっては提出する書式も指定されている場合があります。
自分の志望する企業の情報をよく確認して書類の作成は行いましょう。
書類作成はかなり根気の必要な作業ですが、今後の選考において重要な要素となります。書き方によって与える印象も大きく変わってきますので注意が必要です。
何社か転職活動する場合は自分の見本となる原本を1枚あらかじめ作成しておく事をオススメします。
- 学歴、職歴の入学卒業年や入社退職年
- 所持資格の資格取得年
- 転職活動の目的を軸とした志望動機
- 趣味や特技をどう記入するか
- 過去の経歴をもとにした自分の強み、弱み
- 過去の職務実績
- 具体的なエピソード
これらの内容を履歴書、職務経歴書を記入する度に毎回考える事はかなり負担になり大変ですよね。
応募先企業によって多少内容は変化させる必要はありますが、転職活動のベースとする為にも書類の見本は一部作成して手元に置いておくべきです。
自己分析の深掘りもできますし、今後の採用面接でも必ずしも役に立ちます。
書類作成が完了したらいよいよ企業に応募するという流れになります。
③選考・内定(1ヶ月〜2ヶ月)
大抵の企業では応募した書類のチェックからされるケースが多いです。
書類選考を無事通過した後、面接を行う流れになります。
面接に対する準備は勿論ですが、今の仕事を続けながら転職活動を行う方はスケジュール調整も必要になります。
- 面接に必要な持ち物
- 面接日時のスケジュール調整
- 服装、髪型など身だしなみの準備
面接する以前の基本的な準備となります。
普段スーツをあまり着る機会が無い方は用意は大丈夫でしょうか?また逆に毎日スーツを着用する方は傷んだりしていないでしょうか?
必要な持ち物と一緒に服装や身だしなみを整える必要があります。仕
事をしながらの準備ですと時間はあっという間に過ぎていきます。ここでも計画は大切です。
- 受付、入室のマナー
- 印象の良い話し方
- 退室のマナー
- その為の面接テクニック
面接を受ける際の最低限のマナーも押さえておきましょう。些細な事ですが重要です。
マナーを知っているかどうかで面接官に与える印象も変わります。これでマイナス点になってしまうと非常に勿体ないです。
- 自己紹介をお願いします
- 今までの職歴を教えてください
- 転職理由は何ですか
- あなたの強み、長所は?
- 弱み、弱点とどう向き合っているか教えてください
- 仕事で成功(失敗)した事を教えてください
- そこから学んだ事は何ですか
- 当社の経営理念についてどう思いますか
- マネジメント経験について教えてください
急に聞かれるとパッと答えられない内容も多いかと思います。
台本通りに答えれば良いという事ではありませんが、面接官の質問に対してある程度のレベルの回答をする為に準備はしておきましょう。
また提出した応募書類に記入した内容から質問をされる事も想定されます。自分が記入した内容はよく確認しておいた方が良いでしょう。
自己分析、業界研究、企業研究の全てが現れる場が面接です。
たった数十分で今後の人生が大きく変わる可能性があります。悔いの残らないよう念入りに準備を行いましょう。
④退職・入社準備(1ヶ月~2ヶ月)
内定を貰った後に新しい企業ですぐに仕事はスタートできません。
まずは内定先の企業の雇用契約についてしっかり確認しましょう。
仕事を続けながら転職活動を行ってきた方は、現在勤めている会社の退職手続きも必要になります。トラブルが起きないように慎重に進めましょう。
- 内定先企業の就業条件の確認
- 入社予定日の決定
- 退職日の交渉
- 業務の引き継ぎ
退職の交渉は出来る限り早めに会社に伝えましょう。状況にもよりますが余裕を持って2ヶ月、遅くとも1ヶ月半前には話をしておきたいですね。
退職に関して揉めると内定先企業への入社が遅れてしまいあまり良い印象を与えません。十分に気をつけましょう。
転職活動の最初に行うべき事は?
転職活動の流れを把握してあとは行動する段階です。
しかし行動する段階で多くの方が躓く事があります。
- 企業情報の集め方がわからない
- スケジュール管理が大変
- 転職活動に取れる時間が少ない
- 転職活動を始める事自体に迷いがある
- 転職活動のマナーやマニュアルを調べるのが面倒
仕事を続けながら転職活動を続ける方は休日などの空いた時間に準備、活動を行います。
普段の仕事だけでも大変な所に追加して休日もフル稼働で動かなければいけない。体力的にも気持ち的にもかなりの負担になります。
限られた時間であるからこそ転職準備の情報収集や面接対策は、短時間で効率的に行い十分な成果を得たいです。
転職サービスを使用する
そんな方に私は転職サービスの利用をオススメします。転職に役立つサポートを、登録するだけで無料で利用できます。
転職サービスを利用する目的は1つです。
転職活動を効率的に行い、転職成功確率を上げる為です。
転職活動サービスは2種類あります。
結論としてはどちらも併せて利用する事をオススメします。
転職サイト
転職サイトは多くの求人を探す事に関して適しています。
一度登録すれは無料で企業の求人を比較する事ができます。職種や勤務地の条件で求人を絞り込む事もできます。
もし自力でドラッグストアの求人を探す場合、まず自分の知っている店舗、身近に出店している店舗からホームページ等から企業研究をするかと思います。
そして選考に申し込む流れになるのですが、この場合は他ドラッグストア企業との比較が大変です。
ドラッグストアって意外と自分が知らない企業の店舗も多いんです。自力でホームページを見て回って企業研究をすると時間もかかるし、そもそも調べる事にも限界があります。
転職サイトは条件を指定して検索すれば、希望に合う企業が複数すぐに見つかります。あとは各企業の条件を比較するだけです。
自力で企業ホームページを巡り調べようとするとイチから手探りで探さないといけないし、さらには隠れた優良企業を調べきれず見落とす可能性もあるのです。
他にも転職サイトのメリットはあります。
自分のペースで転職活動を行えるという点です。
良い企業の求人を見つけたら、その場でポチれば選考のステップに進む事ができます。
転職サイトは自分の好きなようにスケジュールを組む事ができますので、忙しく時間が無い方はうまく使うと転職活動がスムーズになります。
しかし転職サイトにはスケジュール調整や転職対策を自分自身で行わなければいけないという、デメリットもあります。
自由度が高い分だけサポートも少なく、自分で様々な用意を行うのが転職サイトの特徴です。
転職エージェント
転職希望の方と採用をしたい企業の間に専門のアドバイザーが入り、転職希望者と企業の為に転職サポートを行うサービスです。
転職活動に不安な方、分からない事がある方ほど転職エージェントを利用した方がいいです。
- 自己分析の手伝い、キャリア相談
- 非公開求人等から自分に合った企業の紹介
- 企業への推薦
- 選考日程の調整
- 面接対策、書類作成のサポート
- 内定後のサポート
転職活動に関するあらゆる事を転職に詳しい専門のアドバイザーがサポートしてくれます。しかも無料でサービスを利用できます。
自分の力だけで転職活動をスムーズに行える方は中々いないかと思います。
色々な事を調べるにしても時間的にも精度には限度があります。さらに調べた内容を実際に実践する事はより難しい事です。
自分ひとりで行った自己分析は本当に十分でしょうか?
様々な職業について精通しているプロのアドバイザーの視点から見た場合は、他にも適したキャリアがあるかもしれません。自己分析をより深掘りできる機会です。
面接対策をネットで調べる事はできますが、実際の面接の場面で実践できますか?できているつもりになっていませんか?情報は間違ってないでしょうか?
転職エージェントは各対策はもちろん、フィードバックもしてくれます。客観的に判断してくれるので企業との選考の本番には必ず役立ちます。
エージェントとの面談が必要で転職サイトのような気軽さは減りますが、デメリットを遥かに上回るメリットがあります。
転職活動の成功確率を上げる為にもぜひ転職エージェントは利用しましょう。
【最後に】後悔の無い転職活動を
いかがでしたでしょうか?
今回は転職活動の流れと、最初に行った方が良い事について解説させて頂きました。
結論としては転職サービスを使いましょう、という内容になります。
転職活動はスタートからゴールまでの道のりが長く、各ステップ毎に難しくて躓いてしまう要因が散りばめられてます。
期間だけで考えれば数ヶ月ですが現在の仕事を行いながら、自己と向き合い、企業と向き合いながら転職活動を行なっていく事は大変です。
短いようで濃くて長い期間を乗り切らなければなりません。
その期間をひとりで乗り切る事には限界があります。その為にも転職サービスを活用していきましょう。
特に転職エージェントは転職活動のノウハウを教えてくれるだけでなく、あなた自身の分析を行った上であなたに適した転職サポートを適宜行ってくれます。
自分で調べなくても質問したらすぐに転職活動の疑問が解決します。忙しい方は時間的なゆとりを作る事ができます。
またあなたの事をよく理解してくれているエージェントの存在はアドバイザーとして精神的な支えにもなります。
あなたとエージェントの二人三脚で転職活動を行っていくイメージです。ひとりでは大変な事でも共に取り組む仲間がいれば乗り切る事ができます。
悔いの残らない転職活動の為にも、転職サービスは活用していきましょう。
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