こんにちは!夫婦揃ってドラッグストア共働き、ふくのしまです。
ドラックストアへ転職される方も、ドラッグストアから転職する方も、どちらにも是非活用して頂きたいのが転職サービスです。
転職サービスには2種類あります。転職サイトと転職エージェントです。
どちらも無料で利用できるサービスですので2つとも利用して頂きたいのですが、今回は転職エージェントについてご紹介したいと思います。
結論から言うと、転職エージェントは転職活動に自信が無い方、不安な方にはうってつけのサービスです。
- 転職はしたいけど…漠然とした不安感がある
- 転職成功まで細かくサポートしてほしい
- 転職した後の未来が想像できない
- 転職への具体的な行動が踏み出せない
こういった転職希望の方が最初にぶち当たる壁や、転職活動を始めた際に次々と湧き上がる疑問を解決してくれるサービスが転職エージェントです。
人生を大きく変える転職。不安や分からない事が多い事は当たり前です。
転職エージェントはその不安を少しでも取り除く具体的な手助けをしてくれます。
しかし転職エージェントは全てにおいて万能ではありません。利用者によっては良くないと感じる部分もある事は事実です。
今回の記事では、私が転職エージェントについて調べてメリットと感じる部分、逆にデメリットと感じる部分についてまとめました。
是非参考にして頂ければ嬉しいです。
転職エージェントのメリット
まずはメリットについて解説していきます。
転職エージェントのメリットを一言でまとめると「転職活動を総合的に徹底的にサポートしてくれる」ことです。
転職希望者に担当エージェントが1人付いて、転職活動全般の手助けをしてくれます。担当は変わらないので、自分の事情を深く知っているエージェントに任せられる事は安心ですね。
具体的に転職エージェントが何をしてくれるのか、順に説明していきます。
- 転職のプロのカウンセリング
- 求人の紹介
- 面接日程の調整
- 書類、面接対策
- 就業条件の交渉
転職のプロのカウンセリング
エージェントは日々業界を研究し尽くしている転職に関するプロです。私達は限られた業界の業種の知識しかありません。
しかし転職エージェントは様々な業界の実情を知り尽くしています。転職者と企業の間に立つ存在なので、当然企業からの情報も豊富に入っています。
豊富な知識と今まで数多くの転職者を見てきた経験から、自分だけでは発見できない就職に関する価値観を提案してくれます。
「ドラッグストアで働いてみたいな」と思ったならば、まずは相談してみることをオススメします。
転職に対する価値観をさらに深掘りできて、もしかしたらドラッグストア以外にもマッチする仕事を見つけてくれるかもしれません。
カウンセリングを受けて「やっぱりドラッグストアが良いな」と感じたならば、次のステップである選考に進むべきです。
もちろん転職アドバイザーは選考に関してもサポートしてくれます。
求人の紹介
転職エージェントは転職の道筋を立ててくれて、具体的な求人の紹介もしてくれます。
転職条件の希望を提示すれば、条件に合う求人を幾つかピックアップしてくれますし、その企業がどういう会社なのかも教えてくれます。これは選考対策にもなりますね。
さらには転職サイトには載っていない、エージェントだけが持っている求人を紹介してくれるケースもあります。
人生の節目となる転職ですから、企業の選択肢も多い方が将来の可能性も広がります。
求人の選択から、企業の理解に対してまでも転職エージェントを利用すれば効率的に行う事ができます。
面接日程の調整
エージェントは面接日程の調整も行ってくれます。
「それくらいできるよ…」と感じる方もいると思いますが、企業と連絡を取り合う事はかなり神経を使います。
特に仕事を続けながら転職活動を同時並行で進める方は、日程の調整をする事は負担が大きいです。
自分のスケジュールを伝えるだけで、エージェントは企業とやり取りをしてくれて面接日程を調整して決めてくれます。
転職期間は何かと生活の負担も大きくなり疲れます。エージェントに任せられる部分は任せて、少しでもラクをした方が良い結果に結びつきます。
書類、面接対策
転職エージェントのメリットとしては書類、面接対策が1番大きいかと個人的に思います。
書類選考、面接選考は転職を目指すならば避けては通れない壁です。十分な対策をしないまま選考を受けると、何がなんだか分からないまま終わってしまいます。
話した内容のどこに問題があったのか、それとも話す雰囲気が悪かったのか…自分で振り返ろうにも限界があり、次に活かす事もできません。
そもそも「書類、面接対策」とは具体的に何をすれば良いのでしょうか?企業の採用人事の経験でも無い限り、なかなか分かりませんよね。
転職エージェントはこのあやふやな部分をしっかりサポートしてくれます。
私が最大のメリットであると感じている「書類、面接対策」についてはさらに深掘りします。
書類対策
選考のステップに進む際にまず必要となる事は履歴書や経歴書などの書類の作成です。
書き方のマナーや、そもそも何を書いたら良いかを転職エージェントは教えてくれます。さらには書類の内容に関しても添削をしてくれます。
書類は書ける文字数も限られています。頭の中の言葉を文章に書き下ろす作業に慣れている方はそう多くは無いと思います。
どうしても単調になってしまったり、逆に長文過ぎてぐちゃぐちゃになってしまったり、実際に文章を書いてみるとその難しさに直面します。
サポートを受けることにより時間的にも効率化できますし、書類の内容のレベルも数段高い物を用意する事ができます。
面接対策
面接は企業とのコミュニケーションの場です。企業は様々な質問を通して、あなたがどのような人かを見定めようとしてきます。
質問に関してある程度の予測を立てて答えを用意する事もできますが、1人だけで考えられる想定は限界があります。
転職エージェントは企業の情報も仕入れていますので、企業が求人応募者の何を知りたいか、何を求めているかを把握しています。
その視点からも「このような質問がされる可能性もある」とアドバイスをもらえます。
また面接は話す内容だけでなく、どう伝えるかが非常に重要です。どんなに素晴らしい内容でも、下を向きながらゴニョゴニョと自信が無い話し方だと「コミュニケーション大丈夫かな…」とマイナス評価になってしまいます。
伝え方こそ練習が必要です。転職エージェントサービスは希望する方には、模擬面接を行ってくれます。
面接練習を行うと伝える事の難しさが分かります。頭の中には文章が完璧に入っているけど、いざ話す時に内容が飛んでしまったり、話す順序が混乱して変な回答をしてしまう事があると気付けます。
また模擬面接という形で一度経験する事により、本番は自身と余裕が多少生まれます。内容が少し怪しい返答でも、自信のある受け答えは良い印象を与える事ができます。
経験した事がある、という事は大きな意味を持ちます。これだけでも面接対策を受ける価値があります。
就業条件の交渉
転職エージェントは企業と転職希望者の間に立ち、給与や待遇などの就業条件の交渉も行なってくれます。
「転職はしたいけど、今より給与は下がっちゃうんだろうな。」
「あまり転勤はしたくないな。」
そう考えてる方はエージェントに相談してみて下さい。必ず条件が通る訳ではありません。しかし転職に求めたいその条件が通る可能性があります。
企業との交渉なんて経験がある人なんてほぼいません。どうやったら良いか、どこまでの条件を提示して良いのか、全く分かりませんよね。
企業と転職者の間に立つ転職エージェントだからこそできる事、それが条件の交渉です。
転職が決まる事がゴールではありません。働き始めた後、より幸せな生活を送る為にも就業条件の交渉はエージェントにお願いしてみましょう。
転職エージェントのデメリット
私が転職エージェントについて調べた中で、「これはあまり良くないかも」と感じた事もあります。
メリットとデメリットは表裏一体な部分もあり、全ての人がデメリットに感じるわけではありません。
しかしサービスを利用するにあたり、気をつけねばならない事が実際にあります。
- 完全に自分のペースで進められるわけではない
- サポート期間が決まっている場合がある
- エージェントとの相性がある
完全に自分のペースで進められるわけではない
まず転職エージェントサービスの利用は、応募してから一度担当エージェントと面談を行います。
面談は日にちを予約して行います。つまり応募してすぐに転職活動を開始できるわけではないです。
面談の後は本格的に転職活動がスタートするわけですが、求人の応募も自分の好き勝手にはできません。
応募は希望の条件を満たす幾つかの求人をエージェントが用意してくれて、その中から選択して転職活動を進める事になります。
もちろん希望条件から求人を探してくれるので、あまりに突拍子の無い求人を持って来られる可能性は低いです。ですが好きな企業を自分で探して応募して、その為のアドバイスをもらうというようなサービスの使い方はほぼできません。
転職エージェントを常に仲介して転職活動を行う事が、人によっては煩わしく感じる可能性があると、私は感じました。
サポート期間が決まっている場合がある
各社によって違いはありますが、転職サービスを受ける事ができる期間はある程度決まっている場合があります。3ヶ月であったり、半年であったり。
転職活動はあまり長引き過ぎると気力も落ちてきます。できれば決心をつけてから短期間で済ませたい、という転職希望者の要望とはマッチしています。
しかし中には「半年から1年間くらいを目安で転職したい」とスローペースで活動したい方もいるかと思います。
そういう方が例えば転職エージェントのサポート期間が3ヶ月のサービスを申し込んだ場合、転職活動の途中で中途半端にサービス期間が終了してしまう恐れがあります。
また「ならば3ヶ月のサポート期間に頑張って決めよう」と無理すると、スケジュールが自分のペースより早くなりストレスに感じる可能性があります。
サポート期間と自分の転職活動の目標が合っているかはよく考える必要があります。
エージェントとの相性がある
サービスを受けるのは人、エージェントも人、どうしても人間同士の相性で合う合わないが存在します。
面談や相談をしていく中で「なんかこの人と進んでいくの嫌だな」という事が実際にサービスを利用した声であります。
提案が受け入れ難かったり、エージェントの伝える力がイマイチだったり、と原因は様々です。
さらにエージェントだけに原因がある場合だけでなく、サービスを利用する側にも問題があったりもします。
エージェントは面談の結果に基づいて転職の提案をしていくので、最初の面談の際にうまく転職に対する考え方が伝えられてないと、どんどん本心とかけ離れた方向の提案をされてしまう事もあるのです。
コミュニケーションはお互いが歩み寄り初めて成立するもので、エージェントとサービス利用者どちらが絶対に悪いという事はありません。
あくまで2人で転職活動を進めていく、エージェントはお互い協力関係のパートナーという感覚も必要です。
またエージェントの提案があまり気に入らない場合は、その旨をはっきりと伝える事も必要です。
「プロがそう言うなら…」とイマイチ納得しないまま中途半端な気持ちでオッケーして転職活動を進めていくと、どんどん本来の自分の希望からかけ離れていく場合があります。
転職エージェントのサポートは転職活動を進める推進力が凄まじいものがあります。サービス利用者がオッケーと言えば「この方向性で良いんだな」とエージェントはその方向性で転職を進めようとします。
その状態が続くといつの間にかエージェントの言いなり状態になってしまいます。
必要な事は転職活動は自分が主体で行う、と意識する事です。自分の為にも、エージェントには正直にしっかりと本心は伝えていきましょう。
【最後に】二人三脚の転職活動
いかがでしたでしょうか。今回は転職エージェントのメリット、デメリットについて解説しました。
サービスを利用する方は転職を成功させる事が目標です。そして転職エージェントは皆様を企業に転職させる事が仕事です。
転職者とエージェントのゴールは本来は同じです。同じ目標に向かって共に協力し合えるパートナーです。その為のエージェントのサポート力は素晴らしいものがあります。
しかし意思の疎通が不十分だと、手厚いサービスだからこそストレスに感じる事も生じるリスクもあります。
転職活動の主役はあなたです。転職エージェントというサポーターをうまく活用して転職活動の成功率を是非上げて下さい。
上手に活用できれば転職エージェントは本当に心強いサービスです。
まずは1度、面談だけでも受けてみる事がオススメです。新しい気付きを得れるかと思います。
転職エージェントは様々な転職支援会社が行なっているサービスです。もし「なんかこのエージェントの方と合わないかも」と感じたら別の会社のエージェントを使って比較してみる、でも全然良いかと思います。
それでもやっぱり転職エージェントサービスが自分には合わないな、と感じたら転職サイトを使って自分のペースで進めていく方向性で大丈夫です。
あなた自身が心から納得できる転職活動ができる事が1番大切です。
ブログ内の転職活動に関する記事はこちらにまとめてあります。
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