今回の記事ではドラッグストアの仕事に向いている方の特徴を3つお伝えします。
おそらくこういった情報って色々出回ってますよね。
しかし何となくフワッとした内容の情報も多いと思います。
- 粘り強い人
- 責任感が強い人
- 真面目でコツコツできる人
- 誠実な人
- 精神的にタフな人
…などなど。
これらの要素は仕事をする上では勿論必要なものです。
どの職種にも必要な社会人になる為の基礎ともいえますね。
ただこういう内容だと、どの仕事にも当てはまりドラッグストア特有の要素が薄いと感じます。
今回の私の記事では、ドラッグストアで勤務を続けている私から見て、順調に仕事を続けられている方の特徴をお伝えしようかと思います。
今まで10店舗以上の異動を繰り返し、色々な方と働いてきました。
長く仕事を続けられている方にはやはり共通点があります。
それを大きく3つに分けて解説します。
あくまで私の10年以上の経験からの統計です。
ここに当てはまってない方でも圧倒的な活躍をされている方も当然います。
また家庭の事情、体調の問題などの個人的にやむを得ない理由で退職される方も大勢います。
そういう方は今回の統計では除外して考えています。
内面にこうゆう特徴がある方はドラッグストアの仕事を嫌にならずやれていたよ、という事にフォーカスして解説していきます。
ビジネススキルに自信がない方
意外にもドラッグストアで働いている人の中で自信の無い方って多いんです。
逆に言えばそういう方こそドラッグストアの仕事は向いています。
自信がない方はマニュアルや、ルールをしっかりコツコツ学ぶ傾向が比較的あります。
いきなり自分の中のノウハウを全開にして周りを振り回さないって事です。
学んだ内容を実際に店舗で実践してみる、そして上手くいかなかった所を反省して次に活かす。
このスタンスの方はドラッグストアの仕事を絶対に継続できます。
この業界は医薬品を扱います。そもそも法律というルールで練り固められてる業界です。
あまりにも破天荒な仕事の仕方は通用しないんです。
- まずは自分が置かれてる環境を学ぶ
- その中でどうすればより良く仕事をできるかを考える
- 実践して次の改善に活かす
一見地道な方法ですか、起死回生の一発逆転の仕事を必ずしも狙う必要はないんです。
ビジネススキルに自信のない方こそ、コツコツと仕事ができます。そしてある時に振り返るとコツコツ歩んだ道が自信に変わります。
自信がなくてゆっくりのペースで勉強したい。
その願望はドラッグストアにはマッチします。
堂々と自信の無いままでドラッグストアの仕事を始めてください。
安定した仕事がしたい
いわゆる「リストラの心配の無い仕事」というやつですね。
自分の力量によって今後の仕事そのものを拡大して、バンバン売り上げを出していきたいって方は独立が向いているかもしれません。
ドラッグストアの仕事が全く挑戦が必要ないって事ではありませんよ。
しかしドラッグストアはある程度の仕事の大枠が決められていますので、仕事の何に力を入れたら良いかは非常に分かりやすいです。
少なくとも業績不振を理由に「来月からリストラ!」なんて事はドラッグストアではまずあり得ません。
会社が自分の仕事を生み出してくれていて、さらにはマニュアル化されている状態です。
- 個人の大きな具体的な目標は無いけど、人の役に立つ仕事がしたい
- 毎月安定した給与がほしい
- 業界全体が上り調子の仕事がしたい
こういった願望のある方で、尚且つ希望する特定の業種が無いという方は、ドラッグストアはオススメできます。
そして同じ社員仲間に話を聞いてもこうゆう方は多いです。そして長く仕事を続けられています。
何を隠そう大学生時代の私もまさにこんな感じでした。
特に大きな個人の野望もなく、ドラッグストア企業各社が掲げる目標に賛同して入社しました。
結果としては地域に貢献してる達成感はしっかり感じる事ができて、10年間以上もこの仕事を継続できてます。
業界そのものも順調に毎年右肩上がりの成長を続けています。
仕事の有無でいうと安定していて、給与も少しずつですが増加をしています。
私みたいな想いを持っている方にはドラッグストアは本当にオススメですよ。
また似たような考えの方も多いので、実際に働いた時に雰囲気的にもしっくりくるんじゃないかと思います。
得意なスキルがある(自称でもOK)
経験がない、能力にも自信がないという方も問題なく仕事が始められるのがドラッグストアです。
ですが逆に何かしら自分が得意だと思っているスキルがある方にもオススメです。
特に小売業が経験ある方です。ここで言う経験はアルバイトとかでも全然問題ないです。
一芸に秀でている方は実際に沢山います。下記は一例です。
- 学生時代のアルバイトで「いらっしゃいませ」の挨拶が誰よりも良かった(自称)
- どの従業員ともうまく関係性を築ける
- 手先が器用で売場に関する作業でよく褒められた
- 売上など数値に関する計算処理能力が他の人より早かった
- 体力は誰にも負けない、開店から閉店までパフォーマンスが落ちない
バイトでも何でも良いです。小売業を少しでも経験して、自分が得意だと言える事が何かしらある方。
ドラッグストアで意識してその能力を磨けば、自分だけの唯一無二のスキルに化けます。
上記のささいな内容でもです。
これも私の話なんですが、私は学生時代アルバイトをしていて「いらっしゃいませ」の挨拶が誰よりも得意でした。自称です。
入社してからも「いらっしゃいませ」の挨拶の意識だけは誰にも負けないという自負を持ってやっていました。
それを10年間続けた結果どうなったか。
- 「いらっしゃいませ」の挨拶は誰にも負けない!
- 店舗に入ってくるお客様全員に常に挨拶するようになる。
- お客様に声をかけるという事が習慣化する。
- 推奨販売を行う際にもすんなり声かけできるようになる
- 挨拶や接客の見本として店舗従業員への教育係を任される事が多い
このような感じで私のスキルは進化していきました。
本当に何でも大丈夫なんです。ドラッグストアは小売業であり接客業です。
あなたの得意だと思ってる能力はヒト、モノ、カネのどれかに必ず役立ちます。
ドラッグストアは取り扱うサービスも幅広く、あなたの得意な能力が役立つ可能性が高いです。
何か一つでも得意な事を持ってると、「これは〇〇さん得意だから任せよう」ってなるんですよ。
そうすると店舗に必要とされ自分の居場所ができますから、自然と仕事を長く続けられる傾向が強くなります。
【最後に】業界に関しての話だという事
いかかでしたでしょうか。今回はドラッグストアの仕事が向いている人について解説しました。
今回の記事はドラッグストア業界の雰囲気には、こういう人が合っているよという内容です。
実際に働き始めると社員には「役職」というそれぞれの役割が発生します。
役職によって求められる能力や適性は、それぞれの役職によって変化してきます。
今回紹介した3選はドラッグストアで働き始める為の、ベースとなる要素です。
- ビジネスに自信が無い
- リストラの無い仕事に就きたい
- 些細な事でも自分が誇れる部分がある
一見ヘンテコな3要素ですが、ドラッグストアではこういった特徴のある方は寧ろ強みにできます。
これを土台にして実務経験からスキルを積み上げていきましょう。
スキルを習得したその先に「役職」が必ずついてきます。
余談ですが私のブログでは「役職」についての記事もあります。それぞれの「役職」に必要な能力についても触れてますので、興味ある方は是非読んでみて下さい。
コメント